犬用車椅子の活用シーン

愛犬の日常に笑顔を取り戻す

年齢や病気で足腰が弱ってしまった愛犬が、自分らしく過ごせる毎日を取り戻すために。
犬用車椅子は、そんな子たちの「できること」を広げてくれる心強いサポートアイテムです。
使い方次第で愛犬の表情も、飼い主さまの気持ちも、きっと前向きに変わっていきます。

1. 毎日の散歩を楽しく

「もう一度、お散歩に連れて行ってあげたい」――
そんな願いに応えてくれるのが、犬用車椅子です。前足を使ってしっかりと歩き、自分の足で風を感じ、匂いを嗅ぎ、大好きな道をまた探検できます。
外の刺激は、心にも体にもよい影響を与えてくれます。
  • メリット:運動不足の解消、ストレスの軽減、前足の筋力維持、他の犬や人との関わりによる社会性の維持。
  • ポイント:最初は短時間・短距離からスタート。愛犬のペースに寄り添って、少しずつ慣れていきましょう。

2. お家の中での移動

室内でも、食事の場所や水飲み場、お気に入りの寝床への移動など、自分で動ける喜びを感じさせてあげられます。寝たきりを防ぎ、床ずれのリスクを軽減する効果も期待できます。
  • メリット:寝たきり防止、床ずれ予防、適度な運動、精神的な満足感。
  • ポイント:家具の配置に注意し、車椅子が通りやすいスペースを確保しましょう。滑りやすい床材の場合はマットを敷くなどの工夫も有効です。愛犬が家具の間に挟まって動けなくならないように見守ってあげましょう。

3. リハビリの一環として

獣医師や専門家の指導のもと、リハビリテーションの一環として車椅子が用いられることもあります。適切な運動は、残っている機能の維持・向上や、二次的な合併症の予防に役立ちます。

  • メリット:筋力低下の抑制、血行促進、精神的な活性化。
  • ポイント:必ず専門家のアドバイスを受け、愛犬の状態に合ったプログラムで行いましょう。

4. 夜鳴きや要求吠えの軽減に

認知症の影響や体の自由が効かなくなった影響で、夜鳴きや要求吠えが始まった老犬のなかには、立たせてあげることで安心して鳴きやむ犬も多いです。

わんケアで4輪の犬用車椅子をレンタルしている飼い主様にも、そのように使用されている方は多いです。

  • メリット:犬も人間も夜鳴きは非常にストレスが貯まるので、一息つく時間が持てます。
  • ポイント:立つだけで落ち着く犬は、歩くことにこだわりすぎない。

飼い主様の声(活用事例)

実際にわんケアの車椅子をご利用いただいている飼い主様から寄せられた、喜びの声をご紹介します。

らなちゃん・10歳・バーニーズ・マウンテン・ドッグ

車椅子に乗ったポコちゃん

らなちゃんは10歳のバーニーズ・マウンテン・ドッグの10歳の女の子。
体重は28kg。K9カート犬用車椅子のスタンダードのLサイズをお買い上げいただきました。
なんと車椅子に乗り始めて1周間ほどで、今までの散歩コースの全距離を歩いたそうです!
麻痺していた後ろ足も動かしていたそうです。車椅子を購入する前は、飼い主さんもかなり悩んだ
そうですが、今では車椅子を買ってよかったと思われているそうです。

 

アクビちゃん・12歳・コーギー

旅行先で車椅子に乗るマロンちゃん

アクビちゃんは2ヶ月前に変性性脊髄症の診断を受けたそうです。飼い主さんは、少しでも快適に暮らせるようにと、すぐに犬用車いすの購入を決心されました。
結果は動画を見ての通り!すごく元気にお散歩を楽しんでいます。足が動かなくなって、みるみるうちに元気がなくなっていったそうですがこんなに元気に歩いています。飼い主さんはしきりに「顔の輝きが違う!」とおっしゃっていました。アクビちゃんのように、すべての犬が乗ってすぐにこんなに歩けるわけではないですが、
後ろ足が麻痺して動かしにくくなっていても、車椅子の補助で散歩は可能です。またK9カートなら、前足が弱った時には前輪パーツを追加して4輪にすることも可能です。

 

これらの声は一例です。車椅子は、愛犬と飼い主様の生活に新たな可能性をもたらします。「うちの子の場合はどうだろう?」と悩んだら、ぜひ一度ご相談ください。