夜鳴き対策として使う
4輪の犬用車いすについてお問い合わせをいただくとき、飼い主さんのお悩みとして多いもののひとつが「夜鳴き」です。
夜中に愛犬が鳴き始めると、飼い主さんは寝不足のまま、なんとか落ち着かせようとします。それが毎晩続くと、心も体もかなりつらくなってしまいます。そんなとき、4輪の犬用車いすが役に立つことがあります。
夜鳴きをする犬の中には、「立つだけ」で落ち着く子も少なくありません。4輪の車いすで体を支えて立たせてあげると、安心したように落ち着き、そのまま車いすの上でうとうと眠り始めることもあります。そうなったら、普段の寝床にそっと戻してあげます。
また、車いすに乗ると一心不乱にくるくる回り続ける子もいます。犬はくるくる回るうちに気持ちが落ち着き、飼い主さんもずっと体を支え続けなくてよくなるため、介護の負担が大きく軽くなります。
実際に、夜鳴き対策として車いすを使って助かった、という声をいただくことはとても多いです。夜鳴きで追い詰められているときは、「歩くため」に限らず、落ち着かせるための道具として車いすを試してみるのもひとつの方法です。
食事や水分補給の補助に使う
犬が自力で立つことが難しくなると、寝たままの姿勢で、口元にごはんや水を運んで補助することが増えてきます。
ただ、寝たまま食べたり飲んだりすると、むせたり、うまく飲み込めなかったりする原因になることがあります。
4輪の犬用車いすを使えば、寝たきりに近い状態の犬でも、自然に立った姿勢で食事や水分補給をしやすくなります。
毎日のごはんの時間を、犬にとっても飼い主さんにとっても、少し安心できるものにしてくれます。
立つだけでも気分転換になる
4輪の犬用車いすに乗る犬の中には、足をしっかり後ろに蹴り出せず、自力で歩くのが難しい子もいます。
そうした犬でも、車いすに乗ると足をパタパタ動かしたり、歩こうとするしぐさを見せたりすることがあります。そんなときに、少しだけ人が補助してあげると、歩いているような感覚を楽しめる場合があります。
また、実際に歩けなくても、「立つだけ」でよい刺激や気分転換になることがあります。ずっと寝たままで過ごすより、少し体を起こして景色を見たり、空気を感じたりするだけでも、犬の表情が変わることがあるのです。
介護の道具として幅広く使える
犬用車いすは、歩行補助だけでなく、介護の場面でさまざまに役立ちます。
💡 例えばこんな使い方も
- 体を拭くときやケアをするときに立たせやすい
- 寝ている姿勢を変えやすい(体位変換のサポート)
- 長時間寝たままになることを減らし、床ずれ予防の助けになる
といった形で、日常の介護を少し楽にする道具として使うことができます。
「歩くための道具」だけではない
大切なのは、「犬用車いすは歩くためだけの道具」と決めつけないことです。
もちろん歩くためにも使いますが、それだけではなく、犬と飼い主さんが少しでも楽に、快適に過ごすための道具として考えてみると、使い方の幅が広がります。
立つことを助ける。
食べることを助ける。
落ち着く時間をつくる。
介護する人の負担を少し軽くする。
そんなふうに、暮らしの中で役立つ場面は意外とたくさんあります。
「うちの子には、どんな使い方ができるだろう?」と思われた方は、ぜひ一度、試乗をご検討ください。
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