【完全ガイド】犬用車椅子の選び方とよくある疑問
1. 車椅子はいつから使い始めるべき?

「まだ歩けるから早いのでは…」と悩まれる方が多いですが、結論から言うと「足元がふらつき始めたら、早めの導入」をおすすめします。完全に歩けなくなってからでは、筋力が落ちきってしまい車椅子を動かす体力もなくなってしまうことがあります。早めに車椅子で補助しながら自力で歩く練習をすることが、効果的なリハビリにつながると考えられています。
2. 車椅子を使うと足が弱くならないか心配…

これもよくある誤解です。「車椅子に乗せると怠けて歩けなくなるのでは?」と思われがちですが、必ずしもそうとは限りません。
自力で立てない状態で無理に歩こうとすると転倒して怪我をしたり、歩くこと自体を諦めてしまうことがあります。車椅子で安全に体を支えてあげることで、残った足の筋肉を正しく使い、歩行を維持するリハビリ(筋トレ)につながると言われています。
3. 2輪と4輪、どちらを選べばいいの?

2輪車椅子: 後ろ足のみが弱っている子向けです。前足はしっかりしている必要があります。コーギーのDM(変性性脊髄症)の初期〜中期などでよく使われます。
4輪車椅子: 前足も弱ってきていて、四肢全体のサポートが必要な子向けです。K-9カートは2輪から4輪へ後から組み替えることも可能な設計になっています。
4. 歩く以外の使い方(食事や排泄)

車椅子は歩くためだけの道具ではありません。
食事の補助: 立った姿勢を維持できるため、誤嚥(ごえん)のリスクを減らし、消化を助ける効果が期待できます。
排泄の補助: K-9カートは乗ったままウンチやおしっこができる構造になっています。排泄の体勢を保持してあげることで、スムーズな排泄を促しやすくなります。
5. 車椅子が届いた初日の流れと練習方法

車椅子が届いたら、まずは無理に歩かせず「乗せた状態で褒める、おやつをあげる」ことから始めましょう。車椅子=楽しいこと、と覚えさせることが重要です。少しずつ時間を伸ばし、最初は数分からスタートして、愛犬のペースに合わせて焦らず練習していきましょう。
6. 先輩犬たちはいつ車椅子デビューしているの?(年齢・季節の傾向)
「うちの子はまだ早いかも?」「もう遅いかも?」と悩まれる方へ、当店のご利用実績データに基づいた傾向をご紹介します。
■ ご利用開始の年齢層(平均14.3歳)
全体のご利用者様のうち、約8割近くが13歳以上のシニア犬です。(13〜15歳が約37%、16歳以上が約40%)。しかし、犬種によっても傾向は異なり、例えばコーギーちゃんは約13歳から、柴犬ちゃんは約15〜16歳からとバラツキがあります。
■ 車椅子のご相談が増える季節
データによると、夏(6〜8月)や春(3〜5月)など、季節の変わり目や気温の変化が激しい時期に車椅子をスタートされる方が多い傾向(全体の約55%)にあります。暑さや寒暖差で体力を消耗し、足元がおぼつかなくなったタイミングでご相談いただくケースが多いため、季節の変わり目には愛犬の歩き方を少し気にかけてあげてください。
7. うちの子にはどのサイズ?(犬種別の傾向)
当店ではこれまで非常に多くのワンちゃんの車椅子をサポートしてきました。その過去の実績データから導き出した「犬種ごとの推奨サイズ割合」の一部をご紹介します。サイズ選びの参考にしてください。
| 代表的な犬種 | よく選ばれるサイズ(割合) |
|---|---|
| ダックスフンド、トイプードル、チワワ等 | XSサイズ(約80〜100%) |
| 柴犬、パグ、ミニチュア・シュナウザー等 | Sサイズ(約65〜75%) |
| コーギー | Mサイズ(約56%)、Sサイズ(約44%) |
| ラブラドール、ゴールデン等の大型犬 | Lサイズ(ほぼ100%) |
※上記はあくまで目安となります。ミックス犬(Mサイズが約43%、Lサイズが約25%など)や、個体差の大きい犬種については、実際の採寸データをもとに判断いたします。迷われた場合はお気軽にご相談ください。
わんケアでは、ご購入前に「1週間無料試乗(レンタル)」でお試しいただけます。
全国無料試乗(レンタル)はこちら「犬用カート」とも呼ばれる犬用車椅子は、足腰が弱くなった愛犬の自力歩行をサポートするための歩行補助具です。
お出かけ用の“ペットバギー(カゴに乗せて運ぶタイプ)”とは目的が異なりますので、用途に迷われた場合はお気軽にご相談ください。